新卒0年目のエンジニアが、逆求人イベントに採用側として参加した話

はじめに

はじめまして!GA technologiesのService Development Division(開発部門)で、11月からインターンとして働き始めている田渕と申します。

先日、内定者インターンという立場でありながら、逆求人イベントに採用側として参加させていただきました!自分自身が半年前に全く同じイベントに参加し、そこから内定に繋がるという経験をしており、今回さらに採用側としての経験も得られました。
今回は、特にエンジニア採用担当の方・逆求人イベントに参加する予定のエンジニア志望の学生に、どのようにしたら逆求人イベントでの成果を得やすくなるかということを共有したいなと思い、Techブログとして公開するために筆を取っています。

逆求人イベントとは

最近、新卒エンジニアの就職活動で比較的流行っているイベントです。逆求人イベントは一般の説明会とは逆で、企業の方に対して学生が自己PRし、その後に面談を行うという形式になっています。
面談後には、互いに評価をつけ合うフェーズがあり、互いに高評価だとその後の面接等に繋がりやすいです。

お互いにどのようにすれば良い評価が得られるかということは非常に気になるところですよね?どちら側からも一回ずつとはいえ、双方の目線で逆求人を経験した僕から、どのような点を気をつけるべきかということを書いていきます!

逆求人イベントで学生が気をつけた方がいいこと

今回、採用側として参加して感じたことを三点書きます。

相手によって話し方を変える

プレゼンテーションについて、相手によって話し方を変えることができることが望ましいと感じました。僕のような若輩者からすると、技術的に面白い話にも興味はあるのですが、サークルやバイトの話をもっと聞いてみたいと感じました。
人事だけをやっている方に対しては、技術の話は浅めでも良いでしょうし、エンジニアキャリアの長い人に対しては、技術の話の配分を増やしたほうが好印象でしょう。

自分のしてきたアウトプットについて話す

現在のスキルについては、ざっくりとした説明で構わないと思います。本当に実力を知りたければ、面接の段階で成果物のコードを読むことになります。逆求人などの短い時間で実力を示すのは難しいので、きちんと勉強やアウトプットをしていることを伝えることに重点を置きましょう。
特に、しっかりとしたアウトプットをしている学生には、高い評価をつけたくなります。半年前の自分はスキルについて話しすぎていたかなと反省しました。

沈黙は禁物

双方がコストを払っている場なので、できる限り相手のことを知ることが、お互いのためになります。そういう意味で、即興で質問を考える力というのが大事になります。質問が多少つたなくても、黙ってしまうよりは好印象だなと実感しました。
上手に質問ができる人というのは、採用側からの評価も高くなると思います。

どうしてもアドリブが苦手だったり、緊張してしまうという方は、最終手段として、あらかじめどの企業にでも聞けるような質問を用意しておくと良いかもしれません。僕もそういった質問を用意していたので、沈黙も避けれましたし、ある意味で心の安定剤にもなっていたのでオススメです。

逆求人イベントで採用側が気をつけた方がいいこと

学生側として参加した際に感じたことを二点書きます。

最初に立場を表明する

自分が学生として参加した際に、最初に立場を表明してくれるとありがたいと感じました。実際に、一番最初に「私は人事しかやってないから、技術の話はあんまり分からない」と言ってくださった方もいらっしゃって、とても話しやすかったことを覚えています。

積極的に若いエンジニアを連れていく

自分が言うのも何ですが、若いエンジニアを連れて行くことには、メリットが多いです。学生に近い目線なので説得力があり、実際に学生からも「話しやすかった」などのありがたいフィードバックをいただけました。(話した学生の半数近くが自分と同い年でした笑)
若いエンジニアが楽しそうに自分のやっている仕事について話している姿は、学生にとって最も魅力的に映るのではないでしょうか。

また、自分自身も、採用側が学生をどのように評価しているか、すなわち、新入社員として入社するであろう学生に何を求めているかを、具体例とともに知ることができました。このことは、新入社員に近い立場のエンジニアにとっては、とても良い刺激になります。  

最後に

月並みな言葉にはなってしまいますが、優秀な学生が本当に多く、自分のエンジニアキャリアをちゃんと考え直すきっかけにもなり、今回の機会は非常に有意義でした。 LT会なども含め、内定者のうちから様々なことに挑戦させていただき、非常にありがたく思っています。
次回以降も、本格的な技術記事とは別の方面から、Techブログを盛り上げていきたいです!

お読みいただきありがとうございました。